2011年2月20日日曜日

特攻野郎Aチーム!!!!
















 よぉぉし!
吹替版のススメ第18回。
今回は映画化としてリメイクされた「特攻野郎Aチーム」。

TVシリーズ(勿論吹替え)のファンだった僕にとっては、
楽しみにしていた映画化でございますよ。

そしてTVシリーズからキャスティングが一新され、
吹替え版の声優陣も一新されたので吹替え版で見ました。

吹替え配役は以下の通り。
以下敬称略。


ジョン・スミス大佐/ハンニバル:菅生隆之
テンプルトン・ベック中尉/フェイス:堀内賢雄
B.A.バラカス軍曹/コング:乃村健次
H.M.マードック大尉/クレイジーモンキー:多田野曜平
キャリサ・ソーサ大尉:岡寛恵
リンチ調査官:木下浩之
ブロック・パイク:山路和弘
ラッセル・モリソン将軍:羽佐間道夫



ここでもヒロインは岡さん。
岡さんたくさん出ててすごいな。
抜群の安定感だな。

パイク役の山路さん。
こういう小悪役も上手いよね。



ではAチームの面子について。

ハンニバル役のリーアム・ニーソン。
やはり彼のフィクス声優というと一番に思い浮かぶのは
津嘉山正種さんだな。
「スターウォーズエピソード1」のクワイ=ガン・ジンとか、
「タイタンの戦い」のゼウスとか、
ナルニアのライオン王アスランの吹替えも
リーアム・ニーソンなんだけど、
吹替え版では津嘉山さんだったな。
あとは「バットマンビギンズ」の佐々木勝彦さんとか、
「シンドラーのリスト」の堀勝之祐さんとか、
「96時間」の石塚運昇さんとか。


でも今回のように菅生さんが吹替えるのは
過去作品では思い浮かばない。
菅生さんといえばトミー・リー・ジョーンズのフィクス。
勿論ボスのCMシリーズでも吹替えてる。
トミーもリーアムも激渋俳優だから菅生さんの声が
合わないわけはない。
結論を言うと最高でした。


次はフェイス。
優男(やさおとこ)を演じさせたらこの人。
堀内賢雄さん。勿論はずさない。完璧。
賢雄さんの吹替えは、普通のイケメンよりも、
ちょっと女にだらしない、チャラいイケメンに限る(笑)。
絶体絶命のピンチな状態に陥っても、
笑いながら敵をいじるようなキャラ。


マードックの吹替えは多田野さん。
TVシリーズのマードックの吹替えは故・富山敬さん。
多田野さんといえば、富山さんというより山田康雄さんの
後継者という印象ですね。
富山さんの後継者といえば、山寺宏一さんが思い浮かぶ。
「宇宙戦艦ヤマト」の古代進や、「ヤッターマン」のナレーション
など、代表作を引き継いでいるからね。
でも今回のマードック役のシャールト・コプリーが、
多田野さんにピッタリなんだな。
山ちゃんだとちょっと声がかっこよすぎる(笑)。
多田野さんごめんなさい。


そして最後はコング。
吹替えは乃村さん。
すみません…、僕は乃村さんというと、範馬勇次郎のイメージ!
コングは素手で戦車潰せそうなので(笑)、
乃村さんの声はピッタリだな!

コングについて全然関係ない話にそれるけど、
その昔映画「スリーキングス」見たときは、
アイス=キューブが次のコング役ピッタリだと思ってたんだけどなw。
         ↓
















さて最後に、この「特攻野郎Aチーム」吹替え版で
受けた衝撃について。

それは…

トム・クルーズが「ミッション・インポッシブル」で、
TVシリーズへの決別方法としてとったアプローチと、
「特攻野郎Aチーム」の吹替え版がとったアプローチが、
同じだったと言う衝撃。


トム・クルーズが「ミッション・インポッシブル」で、
TVシリーズへの決別方法としてとったアプローチと、
「特攻野郎Aチーム」の吹替え版がとったアプローチが同じとは
どういう意味なのか語っていこうと思います。


今回の「特攻野郎Aチーム」において、TVシリーズ好きには
たまらない演出と言えば、エンドロール後にTVシリーズで、
マードックを演じていたドワイト・シュルツと、
フェイスを演じていたダーク・ベネディクトがカメオ出演してること。



そしてTVシリーズの吹替え版好きにたまらい演出と言えば、
そのダーク・ベネディクトの吹替えをTVシリーズで吹替えていた
安原義人さんをわざわざ一言の台詞のために起用していること。


そして今回ハンニバルの上官モリソン将軍の吹替えが、
TVシリーズでハンニバルを吹替えていた羽佐間道夫さんだってこと。

なんだけど…。

そうなのです。
このモリソン将軍。

実は裏切り者で、Aチームのメンバーに濡れ衣を着せた
張本人だったのであります!

そして結局物語の途中で死んでしまう。

エェェェェェェ!

羽佐間さん(泣)!!


映画「ミッション・インポッシブル」において、
トム・クルーズは自分が演じる主人公イーサン・ハントを
新しいチームのリーダーとして印象付けるためなのか、
「俺がこの映画化の権利買ったんだぜ!」と言いたかったのか(笑)、
第1作目にて、TVシリーズの主人公ジム・フェルプスを
裏切り者としてラスボスに仕立て上げて殺してしまった。

演じている俳優こそジョン・ボイドに変更してたけど、
それはTVシリーズファンにはショックな出来事だった。


何かその時ほどじゃないけど、モリソン将軍の正体発覚の時には、
同じような衝撃を受けたよw。

何か羽佐間さん演じるハンニバルが裏切ったような感覚。
考えすぎなんだけどね。

実際TVシリーズでハンニバルを演じたジョージ・ペパードは
すでに亡くなられているしね。



それから発売されたDVD、BDには羽佐間さんによる
オーディオコメンタリー「ザ・Aチーム談義」が収録されているのだが、
実はレンタル期間ギリギリで見てしまったため、僕はこの特別収録を
聴くことなく返却してしまったのだ!

しかも返却してからこの事実に気づくと言う
二重にミスを犯してしまったのだ!


それを聴かずにここまで長々と書いてしまったが、
もしそこで羽佐間さんがどう語っていたかによっては、
丸々見当違いなことを書いてしまったのかもしれない。


そのうち再度この特別収録を聴いた時にでも、
また今回のエントリを再考察してみたいです…。

最後がそんなオチで申し訳ありません。


2011年2月11日金曜日

ソーシャルネットワーク
























映画「ソーシャルネットワーク」観ました。

SNS「facebook」の創始者、マーク・ザッカーバーグの物語。
いやぁ凄いはこのマークって人。
一応事実を元にしたフィクションってことになってるけど。

序盤の「facebook」立ち上げるまでの流れは、
トレント・レズナーの音楽と相まって観てる方が
高揚してくるような展開。

その後、裏切りやら金銭問題やら、
仲間との訴訟やら鬱な展開にもなるけど、
最後のオチの落とし方が、
「結局そこかよ!」
って言いたくなる感じで良かった。


台詞の流れも早いが、映画自体の流れも早い。
今回字幕版で見たけど、吹き替え版も見たいな。

主人公マークの吹替えは武藤正史さんじゃないか。
アニメ「GIANT KILLING」でザッキーこと赤崎遼の声の人。
赤崎とマークには「性格が悪い」と言う共通項があるので(笑)、
この配役ピッタリなのではないかな。
BDが出たら観てみよう。


「いだてん」始まったー!

始まりましたね。 大河ドラマ「いだてん」。 すでに2回見ましたが面白い!! クドカン脚本独特の小気味いいテンポで 話が進んでいくので、ついていくのが 少々大変ですが、あっという間ですね。 第1回の武井壮さ...